専攻科1年生 小竹戦争資料館見学
7月2日、9日の両日、2グループに分かれ、看護専攻科1年生が小竹町にある「兵士・庶民の戦争資料館」を見学させていただきました。
小竹戦争資料館は、太平洋戦争出征経験のある武富登巳男さんが、戦争への反省から1979年に私財を投じて開設された日本で初めての私設の戦争資料館で、約3000点に及ぶ資料が館内に展示されています。実際に展示されている物に触れることも可能で、触れることを通して戦争の体験が伝えられています。
訪問させていただいた生徒たちは、実際に軍服や軍靴、陸軍飯盒や鉄剣、鉄帽などの資料に触れ、真剣な表情で見学していました。
資料館の方から生徒と同年代の兵士の遺書のことや、兵士を見送る女性たちの言葉にできない思いを込めた千人針についての説明を伺い、生徒達にはかなり衝撃だったようです。
感想文では「本音を言えないことがどれほど人を傷つけ、戦争が心まで壊していくのかを学びました。今ある平和が当たり前ではないこと、本音で伝えられる喜びを忘れずに戦争が二度とないことを祈り続けていきたい。」と学びを振り返っていました。
小竹戦争資料館様、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

