学校法人 大和学園 大和青藍高等学校

次のステージに向かって・・・

11月1日(月)特別養護老人ホーム 植木ひかり苑 和田 康二郎 様 と本校卒業生の緒方さんに来校していただき講義をしていただきました。本来は、今年の6月から始まる高校最後の実習前に実習を行う上での心構えや3年生の実習ということで介護過程を展開していく上で大切なことを講義していた頂く予定でしたが、先日、ようやく実施することができました。また私達の先輩である緒方さんからは、入社時に困ったことや嬉しかったことを話していただきました。以下、生徒の感想です。


*介護の仕事をしていく上で大切なことは、1人で頑張るのではなくチームとしてチームプレイを考えながら仕事をする。自分の心の強さを過信しないで周りの人と助け合いながら1人で頑張りすぎない事が仕事を続けていく上でとても重要なことだとわかり、仕事をしていく上での考え方を改めることができた。  


*今まで、なぜ利用者さんの役割を作ることが大切か深く考えたことがなかった。今回の講義で、「その方の役割」とは、「生きている証」と聞き、なぜ大切かよくわかった。  


*自分は利用者さんとある程度は話せると思っていたが、思いのほか話せず自分でも驚いた。和田さんが利用者の方と話している姿はやはり今の私達とは全然違うことが分かった。些細な内容のことを話していて そこから話題を広げていて、とても楽しそうな会話だった。


*講義の中で『お客様の立場で』と『お客様の為に』が全く違うことに気づかされ、利用者さんのためにこれをするのではなく、利用者さんの立場になった時にどんなことをしてほしいかを考えることが改めて大切だということがわかった。


*講義の中で「言葉で伝わらなくても気持ちでつながる」とおしゃられていてその言葉がとても心に残った  

*今日の講義で感じたことは、お客様の立場に立つということは、相手を理解し、どんな声かけをしようかと考えたりするので 介護の現場でなくても、日常でも使えると思った。