学校法人 大和学園 大和青藍高等学校

看護科2年生 第3回 社会人講話

5月19日(木)、日本赤十字血液センターの大木先生、諸富先生にお越しいただき看護科2年生の「第3回 社会人講話」が行われました。  
先生方から「献血について」お話をして頂き、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
先生、貴重なお話をありがとうございました。



~生徒感想文より~


今日の献血に関するお話を聞いて、今血液が足りていない状況にある事を初めて知りました。
血液の8割以上は事故などで大量出血した人にではなく、がんや白血病などの病気の方に使われているという事や、今血液が足りなくて輸血をするとなった時に近くの病院から分けてもらっていて血液はつなぎつなぎして血液を必要としている人に届く事、血液は保存期間が短く、溜める事ができないため常に健康な人から血液をもらわないといけない事や血液は人工的に作ることができないため毎日1万4千人の方の献血が必要だという事を学びました。
献血は私達のような若年層の献血が減っているという事を聞き、私達が積極的に動かないといけないと思いました。小児がんの子のビデオを見て、献血で命は救えないけど苦しんでいる人達を助けられるんだと強く思いました。自分達が注射する痛みよりも病気で苦しんでいる人達の方が痛いし辛いという言葉が強く心に響きました。
私も看護科に入るまで献血という言葉も分からなかったし、人の役に立ちたい、血液を必要としている人を助けたいと思っても針を刺されるのが怖いと思ったり、400mlという血液を採ったら倒れたりするんじゃないかという不安がありました。でも、この言葉を聞き18歳になったら絶対に献血をしようと強く思いました。私達が血液を400ml採るだけでがんや白血病で苦しんでいる人達を助ける事ができると常に思って、またこの事を看護を勉強する人たちだけでなく、たくさんの人に知ってほしいなと思いました。