学校法人 大和学園 大和青藍高等学校

専攻科2年生 各論実習前期反省会

7月25日(金)、5月から行われてきた専攻科2年生の各論実習の前期反省会が行われました。
反省会では事前にグループ毎に話し合いまとめた学びや反省、改善点などを発表しました。
学生たちからは「前期実習で学んだことを活かして、後期では入院から退院後の生活を見据えた看護を実践していきたい」「後半では体調管理を徹底し、優先順位を瞬時に決定し臨機応変に対応できるようになりたい」などの意見が聞かれました。
今回の反省会で共有された内容を活かし、引き続き後半の実習も頑張っていきましょう!



発表後には、他のグループからの質問や先生方からのアドバイスなどで更に学びを深めることができました。



特進コース夏合宿


7月28日から2泊3日の日程で、「国立夜須高原青少年自然の家」にて勉強合宿を行いました。普段と異なる高原での学習環境で、3学年が一丸となり目標に向かって集中して学習に取り組むことができ、充実した3日間となりました。

3年生は志望校合格に向けて、1・2年生はこれからの受験に備えた「学ぶ体力」の土台作りを目標に臨みました。合宿では「自学」を基本としながらも、主要科目の講義に加え、外部講師による進路探求の時間も設けられ、自分の進路について深く考える機会となりました。
2日目の夜にはバーベキューを行い、学年の親睦を深め、楽しみながらリフレッシュし、3日目には太宰府天満宮を訪れて合格祈願を行い、メリハリのある時間を過ごしました。
また、多くの先生方が応援に駆けつけてくださり、差し入れもいただくなど、温かいご支援に励まされました。ありがとうございました。

この合宿で得た集中力と団結力を、今後の学習や受験に生かし、それぞれの目標に向けて努力を続けてまいります。



【イベントレポート】福祉用具の最前線を体感!〜介護科全学年で学びを深めました〜


こんにちは!
今回は、福祉用具会社さんによる講演会と福祉用具体験の様子をレポートします!
まずは講演会からスタート!
福祉用具業界で活躍されている企業の方をお招きし、福祉用具の最新情報や、現場での活用事例について、福祉用具専門相談員のお仕事のお話をいただきました。
現場経験豊富な方ならではのリアルなお話に、学生たちも真剣な表情で耳を傾けていました
単なる道具ではなく、“介護を支えるパートナー”としての役割を再認識しました。
続いては福祉用具体験!
講演会のあとは、実際に福祉用具を“見て・触れて・使って”みる体験会!
最新の電動ベッド、移乗用リフト、歩行補助具などがズラリと並び、学生たちは目を輝かせながら体験していました。
「えっ、電動カートって免許いらないの?」驚きの新発見!
福祉用具体験のコーナーでは、歩行補助具のひとつである電動カートにも実際に触れることができました。
見た目はまるで小さな車のようでしたが、講師の方の説明に驚きの声が上がりました。
「実はこの電動カート、運転免許が不要で、法律上は“歩行者扱い”になるんです!」
思わず「えっ!?」と声をあげる学生も。
普段はあまり意識しないことですが、高齢者や歩行に不安のある方にとって、こうした制度は大きな安心材料になると感じました。
「使いやすさ」や「安全性」はもちろん、利用者目線での“快適さ”や“安心感”も大切だということを、実際に体験することで実感できました。
(全学年での学びの共有)
今回のイベントは、1年生から3年生まで全学年が参加する貴重な機会でした。
学年を超えた交流も生まれ、先輩・後輩の垣根を越えて学び合う姿が印象的でした。
今回の講演会と体験を通じて、「福祉用具の知識と技術をしっかり身につけ、よりよい介護を目指したい」と感じた学生も多かったようです。
これからの学びに、そして未来の現場に、今回の経験がしっかり生かされていくことを期待しています。





【チャレンジWeekレポート】みんなで楽しむ障害スポーツ体験!座位バレーに挑戦しました

「チャレンジWeek」で特別な学びを体験!
介護/医療福祉科では、普段の授業では味わえない“ちょっと特別な学び”の機会として、「チャレンジWeek」を実施し、2、3年生を対象に障害スポーツ体験に取り組みました。
3年生は、まずは座学による障害スポーツに関する事前学習を行いその後、座位バレー体験をクラス対抗トーナメント形式で行いました。最終日は校外学習とし、北九州市障害スポーツセンターにてボッチャ・卓球バレーを体験しました。
障害スポーツセンター体験をした生徒からは、こんな声がありました。
「ボッチャでは力よりもコントロールと工夫が求められることに驚いた」
「卓球バレーでは、チームワークと声掛けの大切さを実感した」
「誰もが楽しめる工夫や、お互いを支え合う姿勢を知ることができた」
「人とのコミュニケーションが苦手でも、楽しく交流することができた」
2年生は、座位バレー、お手玉を使ったボッチャ体験を実施。
今回は、誰でも楽しめるようにビーチボールを使用し、ルールも公式よりやさしくアレンジ。
クラス内でチームを組み、和気あいあいとした雰囲気の中にも、白熱した試合が繰り広げられました!
プレー中は、真剣な表情でボールを追う姿や、仲間と声を掛け合う姿があちこちで見られ、スポーツを通して「協力」や「思いやり」を体感できる貴重な時間となりました。
おわりに:共生社会を学ぶ一歩に
今回の体験を通して、生徒たちは「障害の有無に関係なく楽しめるスポーツの魅力」や、そこにある創意工夫、思いやりの心を肌で感じることができました。
多様性を理解し、支え合いながら生きる社会――そんな「共生社会」について考えるきっかけとなったこの学び。
今後も、生徒たちが自らの経験を通して、広い視野とやさしい心を育めるよう、こうした取り組みを続けていきたいと思います。


【看護科2年生防災学習「水辺館」】

7月15日に防災学習の一環として遠賀水辺館へ行きました。
水辺館では、主に遠賀川を中心として起きる水害について、その対策や身近でできる取り組みについて学びました。
〜生徒の感想より〜
「防災に関することだけでなく、実際に災害が起きた時の対応や普段からの備えの大切さを知ることができた。」
「私の住んでいる遠賀川周辺では繰り返し水害が発生しているということに驚いた。平成30年にも災害があったそうで、帰る時に階段を見たら過去の水害のときに水がどこまできたのか、水位が記されており実際に見てみるとすごく怖かった。」

生徒にとって今回の防災学習は、今後看護師を目指していく中でどんな状況でも、どんな環境でも人を支えられる強さと優しさが必要であることを実感するとともに、災害時の看護のあり方を認識するとても良い機会になりました。
本当にありがとうございました。