学校法人 大和学園 大和青藍高等学校

高校2年生 社会人講話 第6回

6月20日(木)、保護司をされている佐々木和彦先生にお越しいただき、看護科2年生の第6回社会人講話が行われました。
生徒たちは、将来看護師になった時の患者様との関わり方などについて考えながら先生の更生施設についての貴重なお話を伺ったようです。
佐々木先生、貴重なお話をありがとうございました。



~生徒の感想より~
今回はお話に来てくださり、ありがとうございました。
私は更生保護施設について刑務所を出所した人が行く所という事は知っていましたが、施設の中でどのような生活がおくられているのかは知りませんでした。今回お話を聞き、対象となる人、入所の手続き、施設内での生活について改めて知ることができました。
更生保護施設に入る人のほとんどは頼るべき家族や縁故者がいないか、いてもその家族との関係が悪い、また今住んでいるところでは不良集団などからの離脱が難しいなどの問題のある人とお話にありました。更生保護施設はそんな人たちの社会復帰を助け、再犯を防ぎ、家族や縁故者との関係修復をする場所となるそうです。そのため、この施設の方は施設に入ってくる人たちに対して心から寄り添い、目線を合わせ、否定するのではなくゆっくり話を聞くそうです。本当にすごいなと思いました。
私達は看護師を目指しています。看護師は、患者さんに寄り添い、少しでも気持ちが楽になれるようにお手伝いする職業です。そんな私達に今回のお話は本当に大切なお話でした。今回のお話をこれから生かしていけたらと思います。